元気な地域をつくるために

井上 雄弘

法人営業部 係長 / 2009年入庫

Career Path
2009年
A支店 配属
2015年
B支店 異動
2017年
主任へ昇格
2019年
係長へ昇格
2020年
法人営業部 異動

私は現在、法人営業部で主に人材支援や事業承継、不動産情報の紹介などお客様の経営に関わるお手伝いをしています。本業支援と呼ばれるこの仕事では、お客様の困りごとを解決するため、金融面に限らず様々なご提案をしています。

いま力を入れているのは、当金庫のつながりを活かしてお客様同士をご紹介する「ビジネスマッチング」です。たとえば、製造業のお客様がお仕事を探していらっしゃるときに、当金庫が仲介に入り、ネットワークのなかからお取引先を探しだすお手伝いをいたします。時には、群馬県内に限らず全国に視野を向けて探すことも。

仕事をするうえで大切なのは、お客様について「知る」ことです。当然、金融知識や幅広い業界知識も必要ですが、たとえ業種が同じでもお客様ごとに事業内容は異なります。ですから、適切なご提案をするため「お客様ご自身」に対して好奇心をもって接するようにしています。お話をする前に行うリサーチでも、社長のご趣味まで徹底的に調べ上げています。

本業支援のような課題解決の仕事は短期間で収益にはつながりませんが、地域を元気にします。そして地域が元気になれば、その土地に根付いている信用金庫も元気になるのです。私はお客様と信頼を積み重ねていくことを通じて、「しののめさんだから取引をしたい」と選んでもらえるような信用金庫にしたいと思っています。

STORY

「取引先」を超えて

以前、私が担当していたお客様の会社が非常に苦しい状況に陥ってしまったことがあります。しかし、資金難は表層的な問題です。そこでただお金を貸すだけでは延命治療にしかなりません。そこで私は根本的な解決を目指すため、深く深く原因を探っていくことにしました。

それでもすぐには明るい兆しは見えず、気が滅入ってしまうこともありましたが、時間を見つけてはお客様のもとへ足を運び、ともに考え続けました。もはや、私にとってそのお客様はただの取引相手ではなく、一緒に苦難を乗り越えた仲間のような存在になっていました。

その後、無事に経営状況が安定するようになり、感謝の言葉をいただいたときに、「営業をやっていてよかった」と心から思いましたね。

プライベートの過ごし方

休日はひとりで書店に行くことが多いですね。読書することで社会状況に関する知識をつねにアップデートし、トークの引き出しをストックしています。

MESSAGE

しののめ信用金庫は人間愛のある職場です。就職活動をしているときからあたたかさを感じていましたが、入庫したいま、それを確信しています。ぜひ、採用担当者と楽しんでお話をしてみてください。