当金庫は、マネロン・テロ資金供与の防止を経営上の最も重要な課題の一つとして位置づけ、マネロン・テロ資金供与の脅威に対し、組織として適切に対応できる管理態勢を構築します。

当金庫は、マネロン・テロ資金供与対策の責任者および統括部署を定めて、関係部署と連携のもと、組織全体で横断的に対応します。

当金庫は、リスクベース・アプローチの考え方に基づき、当金庫が直面しているマネロン・テロ資金供与に関するリスクを特定・評価し、リスクに見合った低減措置を講じます。

当金庫は、関係法令に基づき、適切な取引時確認を実施するとともに、顧客や取引のリスクに即した対応策を実施する態勢を整備します。また、顧客から定期的な情報収集、取引時の記録等から取引実態等を定期的に調査・分析することで、継続的な顧客管理を実施します。

当金庫は、営業店からの報告、またはシステムによるモニタリング・フィルタリングで検知した取引を基に、顧客の属性、取引時の状況等を総合的に検証・分析することで、疑わしい顧客や取引等を適切に把握し、当局に速やかに疑わしい取引の届出を行います。

当金庫は、テロリスト等の制裁対象者に対する資産凍結等の措置を適切に実施します。

当金庫は、継続的な研修を通じて、役職員のマネロン・テロ資金供与に対する知識・理解を深め、役割に応じた専門性・適合性等を有する役職員の確保・育成に努めます。

当金庫は、マネロン・テロ資金供与対策の管理態勢について、統括部署による営業店等における対策の実効性を検証し、対策の実効性確保に向けた改善を進めるとともに、独立した内部監査部門による定期的な監査を実施し、その監査結果を踏まえて、さらなる改善に努めます。

当金庫は、顧客からの定期的な情報収集に向けて、当金庫のホームページ、営業店、ATM 等を活用して、顧客からの理解を得るための周知、広報活動に取組みます。

2023年1月17日制定