職員座談会

職員座談会

「アクティブユニット」として活動するエリア担当職員の3人に、しののめ信用金庫の魅力や入庫したきっかけ、仕事の面白さなどを伺いました。
しののめ信用金庫を志望する学生のみなさんが気になる様々な情報が詰まっています!

※アクティブユニットとは若手〜中堅の職員で構成される3〜4名のグループ(ユニット)です。日常的な行動や計画はユニット内で行い、若手職員はリーダーにいつでも相談できます。アクティブユニットは、お互いに学び合い、教え合い、高め合う、「人材育成」を一番の目的にしています。

プロフィール

高橋 瑞

2016年入庫

プライベートの過ごし方

「神社巡りを楽しんでいます。伊勢神宮にも一人で行きました。最近は群馬の中でお気に入りの神社を見つけることにハマっています。いろいろな神社を巡っているうちに、地域の人から大切にされている神社なのかどうかが見ると分かるようになってきました。」

井田 恭平

2011年入庫

プライベートの過ごし方

「山登りが趣味なので、同僚と行ったり、妻の家族を巻き込んで行ったりもします。群馬の山で足慣らししてから、アルプスの山を年に2回は登っています。ハイキングのような登山というよりは、コースタイムを縮めるようなストイック系登山をしていますね。」

中谷 直広

2002年入庫

プライベートの過ごし方

「金庫の野球部にも入っていたので、週末はずっと野球をしていました。あとはちょっとその辺に買い物にでかけたり。特別なことは特にしていないかもしれないです(笑)」

Session 01 みなさんは、どんな理由でしののめ信用金庫に入庫されたのでしょうか。

大学のゼミで地域公共政策や地域活性化について学んでいて、地域を盛り上げるような仕事がしたいと考えていました。そういった企業、または公務員というルートもあったのですが、その中で金融機関を選んだのは、お金に関わる知識が必要だと思ったからです。それは社会にとっても、これからの自分にとっても。いくつか金融機関を見た中で、もっとも地域活動を大切にしていると感じたしののめを選びました。

特に金融に興味があったわけではないのですが、高校卒業後、これまで勤しんできた野球をしながら働けるところを探していました。漠然とした感じですみません(笑)

おふたりとも、全く異なる理由ですね。私は大学時代地域政策学部にいたこともあり、地域に貢献できる仕事がしたいと思い就職活動をしていました。経済大学だったので、金融機関に対する憧れもあったと思います。また、しののめの「愛本位主義」という理念にも共感し、入庫を決めました。

Session 02 みなさんは現在、「アクティブユニット」として活動されていますよね。アクティブユニットの利点って、どんなところにあるのでしょう?

一番は、それぞれの支店で個々に活動していた若い職員たちが、1つのお店に集まってその中で切磋琢磨できる環境になったことだと思います。人数が多すぎるとまとまりづらく、誰に相談したらよいのか不明瞭になることがありますが、少人数に分けることで近い関係の先輩ができ、相談しやすくなる。また、他の支店などの情報が多く入ってくるため、いろいろな職員の失敗事例を反省材料にすることができるのもいいところだと思います。

そうですね。先輩職員の自分としても、後輩たちのひとつひとつの案件に関する困りごとにきめ細かくアドバイスができる環境だと感じています。とはいえ困りごとは意外と複雑で多岐にわたるので、そこに柔軟に対応していくことが今後の課題でもありますね。

アクティブユニットが始まってから、今までよりも年齢の近い先輩に相談しやすくなったと感じています。これまで「こんなちょっとしたことを相談していいのかな」と思うことがありましたが、現在は本当に些細なことでも相談させてもらっています。例えば、水曜日にユニット会議という職員同士の情報共有をする時間があるんです。その時に、後継者不足で存続が危うい事業者さんの話をしたら、中谷さんから具体的なアドバイスをいただいて。

本当につい最近の話だね(笑)

はい、あの時はとても助かりました。

Session 03 しののめ信用金庫は、金融的な支援だけでなく、お客様の事業を総合的にサポートする「本業支援」も行っていますよね。みなさんは、本業支援を行う中でどんなところにやりがいを感じますか?

お客様に対して適切な解決策をご提案して喜んでいただけた時や、実際に役立てていただけた時にやりがいを感じますね。お客様の決算書を拝見し、強みや弱みなどの分析をフィードバックする。ここをしっかりできるところは意外と少ないので、意識してやっています。それぞれのお客様に合わせてビジネスマッチングの提案をして企業が元気になれば、地域も元気になると思います。

僕は中谷さんの背中を見て育ってきたので、同じくそう思います。提案した内容がお客様の力になったときは、やっぱり嬉しくなりますね。従来の金融機関のように「うちからお金を借りませんか」「うちで預金しませんか」と言うだけでは不十分な時代になってきているので、「お困りごとはありませんか」とお客様に寄り添って話を聞くようにしています。

私は、お客様と同じ方向を向けたなと実感する時にやりがいを感じます。「なかなか売上が立たなくてどうしたらいいか分からない」と落ち込んでいた飲食店さんに、補助金関係の情報を根気よく提供し続けたことがあって。するとちょっとずつ元気になってきて、次はこれをやってみよう、と前を向いてくださるようになりました。私たちもお客様方も、ともに地域に生きる者として、それぞれが役割を果たしているんだな、と思います。

Session 04 たくさんの金融機関がある中で、しののめ信用金庫を印象づける特徴は何だと思いますか?

しののめは、「お客様を第一に」という考え方がずっとブレていないんですよね。

確かにそうですね。いい意味で「おせっかいな金融機関」だと思います。融資する、しないの判断だけでなく、根本的な課題解決のために膝を交えてお客様と対話する金融機関は珍しいかも。直接的な利益にならない仕事もするくらいですからね。でも、そこがしののめの良いところでもあって。

本業支援もあり、お客様の困りごとに対応できる分野が広いと最近特に思います。また、新しいことに取り組むのが早く、未来を見据えた金融機関だと思います。時代のニーズに対応したサービスを提案できるところが強みですね。

Session 05 みなさんの、先輩や後輩との関わり方について教えてください。

私は、本当に皆さんを尊敬しています。年齢が近いのに知識があって、上も下もよく見てしなやかに仕事をされていて。そんな先輩方の姿を見て、本当に驚きました。尊敬できる方々に囲まれて、日常的に色々なことを教えてもらえてラッキーだなと思っています(笑)

少しずつ後輩が増えてきたので、後輩との関わり方を考えるようになりました。心掛けているのは、相談を受けた際は先延ばしせずにすぐ対応すること。後輩たちにもそれぞれお客様がいるので、後輩に対しても素早い対応を心がけています。気がついたことをその場で言うのも大事ですが、相手の心の状態まで考慮して、よく考えて関わっていきたいと思っています。

私はどちらかといえば教える側になりましたが、言葉で教えるのがあまり得意ではないので、行動で示すようにしています。しかし人材育成は相手の目線に立つことが重要なので、言葉でしっかりと説明できるようになることがこれからの課題でもあります。

中谷さんをはじめ、考え方に哲学がある先輩方はかっこいいなと思います。ささいなアドバイスでも、場当たり的に言うのではなく、一晩考えてから言ってくれる。だからすごく重みがあるんですよね。自分もそうなりたいなと思います。

Session 06 みなさんにとっての将来の目標や、これから挑戦したいことはありますか?

本業支援のような取り組みは、これからの金融機関にとってマストになっていくと思います。ですから、お金のことのみならず「しののめ信金って、いいよね」という質感を拡げて、愛される存在になりたいです。

お客様が知りたいことを全て知っている金融マンになることが理想です。「ちょっと持ち帰ります」「確認します」ということをなくしたい。完全に実現するのは難しいかもしれませんが、目指す場所はそこですね。

私も、中谷さんと同じです。現在は分からないことを先輩にたくさん相談させてもらっていますが、これから財務分析、本業支援などに関する知識を深めて、その場でしっかりお話ができるようになりたいです。

Session 07 最後に、しののめ信用金庫を目指して就職活動をしている学生の方々へメッセージをお願いします。

金融機関は、勉強していくうちに面白さが発見できる職場だと思います。今は金融に関する知識がなくても、しののめで仕事をしていれば自分次第で色々なことを学ぶことができるので、前向きに一緒に働ければいいなと思っています。

もともと持っているイメージと実際に感じることは異なることもあります。しかし、「こんなはずじゃなかった」を経験していくうちに、自分の理想のディテールが見えてくるはずです。決して楽な仕事というわけではないですが、いろんな方の人生に関わりながら、成長していける場所だと思います。

営業職というものはほとんどの企業にありますが、これだけ多くの業種の方と接する営業は金融機関以外にないと思います。新人のうちから社長さんが会ってくれる、という貴重な体験ができるし、それは自分にとって大きな財産になります。金融は堅いイメージがあるかもしれませんが、実は人間同士の話。先入観を持たずに挑戦してほしいです。